ぜんそくと友達になりたい!!

ぜんそくと仲直りして友達になりたい人間のブログ。治らんのならうまく付き合っていく他ないじゃない。ぜんそく以外のことも書いていくつもり。

引っ越しはぜんそくと相性が悪いぞ

 んなこたぁわかっている。という話なんだけどびっくりするほど脆弱。換気全開で作業しているから何とかなる……なっているか?

 お馴染みハウスダストはもちろん、古い本のにおいもダメ。圧倒的ダメ。あの窓の外に向かってパラララッと本をめくっていったときに、ふわっと漂ってくる特有のにおい。あれがダメなんだな~! においはマスクを貫通してきますしね! ちくしょう!

 においと言えば、この間、電車で女性のホームレスと乗り合わせた。高齢だったな。彼女の周り……車両には酸っぱい独特のにおいが広がっていた。汗のにおいじゃなくって、はっきり述べると汚いトイレのにおいと同じだった。コロナ渦で換気が徹底されていたからにおいがこもるってことはなかったけど、それでも割ときつかったのを覚えている。

 驚いたのは、その彼女のくささではなくて(いや正直くさかったけど)ふとした時に乗り合わせる香水をつけたっていうか頭から被ってるのかな? ってくらいぷんぷんにおいをさせた女性(不特定多数)のほうが、彼女に比べてはるかにくさいってことを認識したためだった。

 すれ違ったときにふわっと香る程度の香水なら「いい匂いだなあ~、どこのだろう?」と思っちゃうくらい余裕かませるのだが、強烈な香水はタバコの煙と臭いと同等。即発作。メプチンで応急処置をしないと割と死が近め。どう苦しいかと言うと、感覚的な話になるけれど水に濡らした綿マスクをして全力疾走してる感じ。本当に死にかけになると苦しさは逆に感じなくなって妙に気持ちよくなってくるんだけどね。

 同じ理由で線香もダメ、お香もムリ、法事はあらゆる意味で心身ともに追いつめられる。お焼香のにおいと煙がやばすぎて発作を起こし、已む無く途中退席の負の実績もありあり。お灸も拷問。そんなレベル感。おいおい。

 こんな感じで、マスクをしていてもにおいは貫通してくるように、埃もマスクをしておけば完全に防げるかといえば、そんなことはない。

 どうしても部屋全体の埃っぽさはマスクだけじゃ防げないし、じゃあ綿のマフラータオルでも巻くか? どっこいこれも一定時間以上つけていると、綿のにおいで苦しくなっていく……。

 ほどほどに埃を回避できる不織布マスクと、それでも小~中発作が起きるのでメプチンがお守り。作業中はおおよそ2回ほど吸入し、中断して空気の良いところで休憩する。フルティフォームと併用しているので一日に吸入できる回数に限りがあるため、体調と相談しながら!

 自分で書いていてすらメンドーな体だな、と思う。

 うまく付き合っていくコツは、きっとうんざりしないことだと思うんだけど、これが中々難しい。発作が起きてしまったときは、よしよし大丈夫だびっくりしただけだもんね、落ち着け、落ち着け、となだめることが大事なのかも。

 それが自分自身にか、ぜんぞくっていう病気に対してかはわからんけども。